YasuoTomimoto

さよなら、私のロンリーのYasuoTomimotoのネタバレレビュー・内容・結末

さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます


詐欺や窃盗で生計を立てる両親のもとで、愛情を知らずに育った娘のオールド・ドリオ。滞納している家賃を払うために詐欺計画を実行するが、その途中、両親がたまたま出会ったメラニーという女性と意気投合し、仲間に引き入れてしまう。だが、オールド・ドリオはメラニーと接するうちに自分と家族の生き方に疑問を抱くようになる。


オールド・ドリオという悲しいあだ名で呼ばれる26歳の冴えない少女だ。詐欺で生計をたてる両親に言われるまま、ドリオは意思のない人形のように、けちくさい詐欺に加担してきた。彼らが寝起きする「オープン・オフィス」は、定期的にピンクの泡に覆われる。その泡は、現実にまったく適応できない一家の不条理な暮らしを象徴しているのだ。


滞納した家賃
これを払うのに奔走する
オールド・ドリオが手に入れた1575ドル
3人で割り勘して525ドル

オールド・ドリオは
それを分けることなく
メラニーと家出した

そんな折に両親から今まで一度ももらったことのない誕生日プレゼントが届いた
1歳、2歳、3歳…
両親とドリオ、メラニーの晩餐を共にして、初めてあたたかい夜を迎えた
メラニーの持っていた1575ドルも無事なまま、両親はドリオとメラニーの家から去った。


翌朝、
メラニー家のものは全て奪われていた
1575ドルもない…

やはり全ては偽善だったんだ…
落胆するドリオ…

両親にもらった誕生日プレゼントを全て返品しに行く。
返品額485ドル…
最後にメラニーから首に向けていたネックレスも返品することを促されレジに渡す…

525ドル…

両親は本当の詐欺師だったのかもしれない
YasuoTomimoto

YasuoTomimoto