「バッファロー'66」を観た後に似ている作品として紹介していた「ディナー・イン・アメリカ」を初鑑賞してみた。何となく、シャレ乙なジャケット。
何時もの如く内容については特に何も知らない。「バッファロー'66」と似ているようで実は全く似てはいないね。理不尽で傲慢タイプの主人公と言うトコロは少しばかし近しいかも…やけど。
地味な女のコ役にはエミリー・スケッグズ。全く知らなかったけど歌手もやっているヒトなのかな。歌声が普通ではなかったのだ。そのギャップが素晴らしい。
そんな、一見…冴えないパティが偶然出会うサイモンとの出会いを描いたラブストーリー。交わるコトが無い不思議な組み合わせだが、パンクな音楽を通じて心が通い始める様は面白い。
家族で食事するシーンが印象深い。そういや「バッファロー'66」でも家族との食事シーンがあったコトを思い出す。アメフトに夢中なトコロは同じやん。
でも、本作では食事シーンが、3家族分ある。それぞれの違いがあって何かと楽しめる感じ。パンクでアナーキーとクセが強いが、相反するような二人のキャラが痛快でもあったのだ。