気持ちよ~く、製作陣の手のひらの上で転がさせてもらえる。
こういう映画が増えて欲しいなぁと思える名作ホラーでした!
『人々を殺している犯人は何なのか』という謎を追いかける前半〜中盤。
独特なカメラワークで惹きつける画を見せながら、わざとらしいくらいにヒントを散りばめてくれる。
ここで頑張って犯人の予想をして、楽しむことが出来る。
終盤、いよいよ犯人の正体が明らかになる。
ここの正解発表が最高すぎる!
2つの場面が同時進行していって、圧倒的なビジュアルで、ドン!とネタばらしがされる。一目で全てが分かる。本当にドキドキした。
恐ろしいことに、ネタばらしのあと、映画のテンションがここからさらに上がる。なんならネタばらしのあとが本番と言っていいくらい。
スゴいものを見せられた、という感想を抱かずにいられない。さすがジェームズ・ワン監督。
見所の奥が深い。
本編を通して、ずっと楽しんでいられて、退屈な部分は全くなくて満足。
物語の終わりが、ちょっと心配ではある。あんなことが起きたあと、姉と妹で、めでたしめでたしみたいな空気を出されても‥笑