ハンスウ

シークレット・ジョブのハンスウのレビュー・感想・評価

シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)
4.0
まず平均評価が星3.2ですので私の評価はまったく当てにならないと思ってもらって間違いないでしょー。かなりの主観によるものですので😄 これ観るのは今回2回目。普通は2回観ないと思います。でも私は今後も3回目、4回目と、見続けてしまうと思います。

フィルマでワードを(シークレット)だけで検索するとだいたい120本くらいの「シークレットなんとか」、または、「なんとかシークレット」っていう映画があるんですよね。韓国映画だけでも7本くらいありました(ヒマか🤣)まあ、それだけシークレットっていうのは映画のネタとして使いやすいということなのでしょう。

それで本作はどんなシークレットかというと、もう、このジャケでほとんど説明されてますが、傾いた動物園を立て直すためにテコ入れが必要となるんですよ。でも、巨額の負債を抱えていたため金になりそうな動物はほとんど持っていかれてしまったんですよね。それを補うために動物の着ぐるみで動物になりすまして動物園の営業を続けるというのが、シークレットなんです🤣

ちなみに「エクストリームジョブ」とは一切関係なと思ったほうがいいでしょう。もしかしたら同じスタッフが何人かいるのかもしれないけど、監督も脚本家も違えば世界観もクオリティも大きく違ってきちゃいますからね。

それでこの映画のネタ、矢口史靖監督の「ロボジー」とほぼ同じなんですよね。「ロボジー」はロボットに扮したおじいさんに説得力を持たせるために大学で技術的な説明をプレゼンしたりしてましたが、本作の着ぐるみ動物をどうやって説得力を持たせるかというと、最初に主人公が置物のトラにものすごいビックリしてビビるシーンがあるんですよ。本物だと思ってビックリする。なぜかというと「場所が動物園だから」というのが理由で本物だと信じ込んでびびってしまったというわけです。このバカバカしさが気に入ったので私はこの映画を楽しめたわけです🤣

せっかくのおもしろいネタだけど多少は、いや、難は多々ありますよ。監督はもっと遊べばよかったのにマジメな人なんですかね。原作も大きく変えてるみたいなんだけど、どうせ変えるならもうちょっとコメディでふざけてほしかったという思いもちょっぴりあります😊
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