カフカの「変身」って聞いた事あるぞ!
朝起きたら虫になってたってやつだ!
ってくらいの感覚で鑑賞。
ジャケの感じを期待してたけど、全然違う虫なので注意。
そしてそこまでリアルではないし、ちょっとキャラっぽいにしても虫が出てくるので虫嫌いは注意。
自分はバグズライフもちょっと引いてしまったので、結構きつかった。
あのサイズの虫が目の前に…ゾワっとしてしまう!!
基本的には虫になってしまった本人もその周りの家族もなんだかかわいそうで、どうしようもないじゃんって話。
もう少し家族が慣れてきて、虫になってしまった長男に優しくなれれば…とも思うが、虫嫌いの自分からしても虫の姿ってのがやっぱり…
姿もだし、何よりもその奇怪な現実に向き合うのがしんどいだろうなぁ…
でもある日突然虫にならないにしても、なんらかの病気や事故で身動きできなくなる。
なんてことは起こりうるわけで、そんな予測不能な理不尽を描いているのかなと。
終盤雇われる肝の据わった家事手伝いと、
部屋を借りる3名と男性の存在がなにを意味しているのか、わからなかった…
容姿関係なく接してくれる家事手伝い(掃除めっちゃ雑だけど)はなんだか良い人だなぁとは思ったけど…
ラストはなんだか爽やかな終わり方でそこも含めなんだか不条理な気がしてしまった。
なんだかもやっとした気持ちも残る作品だけど、それで良い気もした作品。
技術的な問題でどうしようもないかもだけど、虫の造形、クオリティだけもう少しなんとかならんかなー
ラストはなんだか爽やかで