テレビシリーズのシーズン3の続き。
First Inspectorである梓澤をメインに据えた話だった割に、梓澤自身の掘り下げがあまり出来ないなかったように感じる。彼はなぜシビュラシステム側になりたかったのか。
ドミネーターに引き金が付いていること。梓澤の犯罪係数が300を超す前に灼が打てたこと。AIがどんなに発達しても、最後は人間の判断に委ねるべきなのだろうか。
良かったシーンは唐之杜さんが毒ガスの中戦った3分の戦い。ずっと裏方で自身は危険な目に遭うことなく1課で戦ってきたが、ここで体を張って戦うのが痺れる。少しエヴァの赤木リツコがMAGIに侵入しようとする使徒と戦うシーンを彷彿とさせる。
あと何気に霜月もフレデリカの口論も好きです。なんか根底に本当に若干のお互いのライバルとしてのリスペクトがある感じがするのは自分だけだろうか。
結局朱がなぜ勾留されていたのかなど、お預けされた疑問が残り、まだ続編ありそう。Providence劇場で見たかったけど、間に合わなかった…。