ちー

プロミシング・ヤング・ウーマンのちーのレビュー・感想・評価

4.6
あらすじ読んであ、これは見なくちゃと思ってやっと観たけど大正解だった。

同意のない性行為について重い気持ちになるこのテーマを映画に出てくるキャシーのポップな洋服とか家の家具とか病院の風船とかお店の色彩が新鮮で相反して刺激し合う感じ。こういうのあまりないよね。ⅠとかⅡで分けてる構成とか観やすくてよかった。

最後の数字が最初キャシーが書いてた手帳を思い出す。
あとライアンが結局警察にキャシーの場所を教えなかったのも、最後クソ男アルに加担したそのクズが警察見た瞬間に逃げて保身に走ったのもほんと気持ち悪くて吐き気がする。

いい人の象徴みたいな人がある事実をきっかけに一瞬にしてクズに染まるのもしんどかった。
結末は賛否両論かもしれないけど、キャシーとクソ男アルの対決は" 男よりも女の方が非力で無力だ "と今の世の中の現状を突きつけられてる気がして余計に胸が苦しくなった。


いろいろリアルすぎる。もっと多くのいろんな人(特に男性)に観てほしい。
ちー

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