もともと公開からけっこう遅れての鑑賞だったのですが、そこからさらにレビュー書くまで日があいてしまいました。そうこうしているうちに別の作品を劇場で観てしまったのでこれではいかんとちゃちゃっと書いておくことにしましょう！
ちゃちゃっと書く、というかほんと「スカッと面白く楽しいアクション映画（もちろん劇場での鑑賞前提で）」をとことんまで、ちょっと他の人ならできないぐらいとことんのさらにトコトンまで追求した痛快な一本です、と言ってしまえばそれで十分なんじゃないでしょうか。ここまでストーリーの上げ下げとか整合性とかを等閑視、とまではいかないにせよかなり優先順位を下げてまで各シーンをど迫力アクションで埋め尽くすことに注力して、それで押し切ってしまえてるのってちょっと他の人ではできないだろうなあ。
ただまあ、単にストーリーを引き伸ばすというか、サスペンスを持続させたり話をいったん回収させたりしないためだけに作中の人物に近視眼的・利己的な態度をとらせるようなときってあるじゃないですか。これけっこう個人的な苦手ポイントだなーと思いました。今作に限らずこないだのインディージョーンズとかいろいろありますけど。本来お話としてちゃんと駆動させるならこういう人物造形のこういう思惑のもとこういう行動に出てストーリーが連鎖していくよね、というのではなくただ話を引っ張る、ただ主人公が窮地に追い込まれる、とかそんな感じ。
まあ、でも観てる時はただもうウワーすげーすげーウワそんでまだそんなにまで！アホちゃうか（褒め言葉）！で脳内がほぼ埋め尽くされてしまいますけど。あとネビュラじゃなかったポムクレメンティーフもなかなかスパイシーな役どころでよかったです。このワクワクドキドキハラハラを脳内に焼き付けたまま来年のパート２公開を楽しみに待ちたいと思います！
