約3時間あっという間、飽きる間もなかった。予告で流れていた崖をバイクで飛び降りてパラシュートを開くところはいざ本編の流れで見てみると本当に鳥肌がたった。トムが映画に命をかけて作ってるのが伝わった。
それとそれ以外のアクションも見どころが満載で、電車が数珠繋ぎに川に落下していくところを駆け上がり生き延びるところはワクワクドキドキしたしスノーピアサーをどこか彷彿とさせた。あとオリエント急行というのもアガサクリスティを連想して嬉しくなった。列車の先頭部が川に落ちる時、外側の側部にカメラを装着してその視点からのショットがまさに落ちていく瞬間を捉えていてどうやって撮影したんだろう？とか。メイキングの先出しがあるだけに裏側のことばっかり考えちゃって情けないけどそういうふうに見てもなお映画の魅力はたくさんあるのが凄いと思った。
音楽の効果ももの凄い。誰でも知っているあの音楽が盛り上がりと共に鼓膜にスッと入ってくるから物語がより明瞭に伝わる。
あと笑いどころが意外とたくさん合って良かった。「おれから情報を聞き出さなくていいのか？」とガブリエルが言った後にめちゃめちゃナイフで刺そうとするトムクルーズ、笑わない人いるの？って感じで爆笑した。
