来夢

ガンヘッドの来夢のレビュー・感想・評価

ガンヘッド(1989年製作の映画)
3.3
こういう映画って、まったく面白くなくてもカルト的な面白さってあるじゃん。ないんです。びっくりするくらい。結構たくさん意味不明な映画観てきたけれど、そういう映画って意味不明さを考察する面白さってあるじゃん。ないんです。びっくりするくらい。大人になったらわかるかなと思ってたけれど、大人になっても全くわからない。でも河森正治デザインのガンヘッドのプラモだけは欲しくなるし、かっこいい。でも劇中だと暗いしアップが多くてよくわからない。すごい特撮なはずなのに勿体無い。定期的に観てはやっぱり面白くねーなあー。っていう確認作業を楽しむのが正解だね。でもこういう挑戦的な映画を大々的に作れた時代っていいよね。存在自体が貴重かもしれない。そしてこれがあったから流れを汲むゴジラvsビオランテが成功したのかもしれないと思うとゴジラファンとしては大切な一本ということになるので、愛してあげなければ。全く面白くないけれどね。
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