熱意もアイデアも湧かなくなってしまった市長のもとにやってきた哲学者兼アドバイザーの女性。
リヨンの市長とその周辺の人たちのドラマなので難しいかも？と思ってたが、立場の違う二人が失った情熱や現状に迷うという点で似た者同士、心を開いていくという、見やすいドラマだった。
市長を演じたファブリス・ルキーニはやっぱりどこかお茶目な面が見え隠れしてよきじいさんという感じ。
それをサポートするのが30代のアリス、演じるのがアナイス・ドゥムースティエ。
良いコンビだった。
何のための政治だったのか、プロジェクトの意義は…真の政治とは？みたいなものも感じるが、ヒューマンドラマとして楽しめた。
