ぐりんでる

ソー:ラブ&サンダーのぐりんでるのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
4.6
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ガーディアンズに同行し自分探しの旅をするソー。そんな中、悲痛な想いで”神殺し”と化したゴアの魔の手が故郷の仲間や同胞たちへと迫る…!!
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ロックでポップな楽しい感じの映画。ついにほぼギャグに振ってきた!緩急でいえば、ゆるみっぱなし。
盲目な信仰心を皮肉るような一面もあったり、深刻な要素は多いストーリーだが締まりがない🤤

回を増すごとにアホっぽくなっていってるが、MCUの中では多分1番身近な人を失い続けてているソー。
軽いノリで明るいからこそ前向きさも映える感じもした。あと単純にウケた。

失う事の辛さから愛に臆病になりつつあったが、クイルの助言やジェーンに絆されより大きな愛情を持って真のヒーローへ成長する様は胸に沁みる。
ソーをより好きになった
締まりがないと言ったが終盤のある展開には胸が熱くなったりもした

軽いといえば、今作は岩顔面がどこぞのガキどもに”ソー伝説”を語り聞かせている物語を映像化したような作り。

ガキどもがソーと一丸になって怪物と戦うとこなんて、まるでヒーローショー
武器(🪓)に感情を持たせる遊び心も然り、最近重めな作品ばかり続いてる(気がする)から、マーベルヒーローを夢見るファンのガキどもへ向けてストレートに贈ったヒーロー映画なのかもね

それからナタちゃん……そんなに意識した事なかったが、ジェーン最高!超美人で強かで優しくて控えめに言っても大好き。特に今作は筋肉美とか、しょーもないとこに凝るお茶目さとか欠点が1ミリもないよ。可愛さ限界リミット解除。危なかった🥵気を抜けば死ぬとこだった。死因はキュン死に。問われちゃうよ美人は罪に。

というわけでソーはMCU単独作品数では最多になったが、今作を観るにバリバリ現役というよりは、趣味で続けつつも少年サッカーでコーチやるような、有意義な引退生活のはじまりって印象。シリーズの締め方としてなかなかよかったよ

映画としてもこの冬一番にイカしたタイトルでバシッと決めていい幕引き。
キャラの魅力たっぷりで好きな一作だった。お疲れさんソー!あばよ!
ってwill return!!まだ帰ってくんのかよ😆

まぁソーは回を重ねるごとに、どんどん好きになってくからおっけー😀
今度はロキもラブな輪の中に入れてやってくれー