ぐりんでる

呪詛のぐりんでるのレビュー・感想・評価

呪詛(2022年製作の映画)
3.5
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ある呪いを受けた母、数年後その呪いは娘へと引き継がれてしまう。
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この春一番に勇気を振り絞って、パソコンで画面を差し支えない程度に小さくして、いざとなれば画面を叩き割る覚悟を持って真昼間に鑑賞。
勇気がありすぎたからかそんなに怖くなかった。そしてあまり楽しめなかった

まず怖さについてはずっと嫌な感じで怖くなりそうな雰囲気だけはムンムンだった。夜中や風呂中に思い出し見た事を後悔するような背筋の凍るレベルではなかった。
でも蓮コラ的な集合体に虫とか嫌悪感をついてくる気持ち悪い演出、陰湿で陰険な描写は多かった

物語も面白くなりそうな雰囲気はムンムンだった。謎の土着信仰的な呪いとか不気味さはかなりいい感じ。
ただPOVってあまり好きじゃないかも。もう早くカメラ切れよ。って冷静な目線で見てしまう場面が多々あり逆にフィクション感が高まってシラける。ほぼ全部のカットが劇中のカメラ越しなのも逆に没入できなかった。(しかしこれらはお粗末なわけでなく理由がありある意味最悪だった)

あと時系列をやたらにごちゃ混ぜにしていたのも今作ではノイズだった

とは言っても最後の最後の黒幕っていっていいのかなぁ、あれはよかったわw思わず前のめりになってフルスクリーンにしちゃったしあのツラにはギョッとした。こりゃダメなやつですわ…って鳥肌も立ちまくり。


そして、観てるこっち側を巻き込んでくるんじゃねぇよwwふざけんなよww最悪だよ最悪😡😡😡


とてもおすすめです。