にっきい

ドント・イット THE ENDのにっきいのレビュー・感想・評価

ドント・イット THE END(2018年製作の映画)
2.4
モンスターがカオナシ…w

未体験ゾーンの映画たちのプログラム見てて気になってた作品。
コロナ休館で延期されてましたが、ようやく観れました。

子供を喰うモロッコ版カオナシの話し。
まずホラーだと言っても全然怖くは無いです。
最近の映画にありがちな音でビビらすようなのもありません。
ストーリーは子供の時襲われたが、笛使いのおっさんが主人公の弟の体内に封印したブガタトゥが、大人になった今、再び襲ってくる!って話し。
僕は気になりませんでしたが、これってキングの『IT』そっくり?
邦題もパクってますしねw
さて今作、かなり気になるとこがありました。
まずブガタトゥ、これが何者なのかが一切不明、とりあえず子供を貪り喰うんですが、本体に人間がいてそれに取り憑いてる?
なのに人間の体内に封印出来る?
しかもそれが大人でも子供でも良い?
さらにブガタトゥを封印するのに操る笛があるんやけど、これがどんな由来の物なのかさっぱりわからん。
そらブガタトゥの秘密がわからんにゃから当然ちゃあ当然か?
そしてその笛を使ってブガタトゥを封印するおっさん、一体誰やね?
どこで笛見つけてん?
そもそも何で笛で操れるって知ってるねん?
で、これが僕がハマれなかった1番の理由なんですが、時系列をめちゃくちゃにしてるので、物語を追うのに必死で楽しめなかったんです。
逆にこの構成をミステリーとして楽しめれば、印象はかなり変わると思いますが…。
ブガタトゥの情報があまりにも少ないので、この終わり方しかなかったと思いますが、ラストもスッキリしないままでした。

緊急事態宣言解除後初の週末の5月23日に十三に映画観に行ったんだけど、世の中は相変わらずの自粛ムードなのか人出はまばら。
勿論一気に皆が出かけると第二波の危険性が高まるから自粛は正解なんですけど。
それでも少しは開いてる店も増えてきたので、日常にまた一歩近付いたんですよね!




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2020年5月25日
鑑賞回:17:05〜18:37
劇場名:シネ・リーブル梅田
座席情報:劇場③ I-7
上映方式:2D 通常
レーティング:G
上映時間:90分
備考:特別料金、未体験ゾーンの映画たち2020
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『ストレンジ・シスターズ』
にっきい

にっきい