Melko

魔界探偵ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦いのMelkoのレビュー・感想・評価

3.5
なるほど。
そうゆうことかー……うーん。
一応スッキリはしたんだけど、、
最後の最後にどんでん返しを詰め込みすぎじゃないかい?笑

なんとなく分かってはいた(とゆうかもうここまで来たら消去法で)黒騎士の正体に、騙し、愛、憎しみ、魔女、キーとなる首輪、ゴーゴリの決意、強くなったゴーゴリ、決別、大きな犠牲と悲しみ、出発、そしてまさかの続編の匂わせ…
もしかしてここからスタートなのか?!
なるほど、であれば、「魔界探偵」ゴーゴリの、この3部作はいわばデビュー戦だったということかしら。

でも、最後の最後まで余計なことするし、イマイチパッとしないゴーゴリ
遂に、今まで苦難の場面を共にしてきた仲間にまで不幸が…
ラストほんのちょこっとだけコメディテイストも感じられたけど、この3部作についていえば、とても見進めにくい、99.99%陰鬱な雰囲気でしたよ。

だけど、ほぼ義務感で完走したとはいえ、(そう、それはまるで、一気にキャラが増えすぎて全くついていけてないのに、義務感で7まで全作映画館で見たハリポタのように…)3作通して見ると、さすがにメインのキャラクターたちに感情移入もしてくる。
黒騎士の悲しい正体
でも黒騎士は実はホントの黒幕ではなくて。
本当に怖いのは、悪魔か人間か
尚その真相はジャケでネタバレしております
ホントのホントのラスボス、なんか考え方がキモかったなぁ
拗らせた結果なんだろなぁ、執念が全く共感できなかったわ
あんたが悪いんじゃん

またこれも共感はできなかったけど可哀想だったのはオクサーナだな、、哀れ…

死んでいたのに、生き返った人が鍵

とりあえずヴァシリナ最強説を唱えます
かわいかったなぁ
混沌・殺伐とした世界の癒しだったわ〜
お父さん、人形の首もいだらいかんよ!!

振り返ってみると、各作品でスポットライトが当たる人が割と決まっていて掘り下げられていたんだけど、どうもその掘り下げられ方が雑で、回想なしの会話メインだったり、かと思ったら同じ回想シーンが何度も出てきてしかもまぁまぁな尺を割いてたり、連続ものの作品として非常にバランスの悪い仕上がりになっていると言わざるを得ない。

事件解決のキーとなるゴーゴリの秘密を、もったいぶって小出しにしようとした結果、失敗してる感。
1が間伸びしすぎなのが全ての要因かと。

2で説明したり掘り下げてもよかったであろうことを3で全て一気に説明するもんだから、たね明かしされても「ハア…そうですか…へえ〜。」ぐらいの感想しか持てないのが正直なところ。

……で、あのギレルモ作品に出てきそうなビジュアルの、鼻がない男は一体誰なの?

こんだけ荒んだ感じに言ってみたものの、もし万が一続編が出たら……義務感で見るんだろうなぁ…
Melko

Melko