トランスマスター

ソウルフル・ワールドのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.0
♯73 ジャズ教師の魂、人間の世界へ

舞台はNY
主人公はジャズミュージシャンを目指す中学校の非常勤音楽講師ジョー
元教え子のツテでショーパプのステージでの演奏が決まり有頂天になっている帰路に運悪くマンホールに落下してしまいます。
仮死常態になったジョーはソウル<魂>たちが成仏するエスカレーターを逆走して地上に生まれる前の魂選別をするステージに迷い込む。
そこでやりたいことを見つけられず、“人間に生まれたくない”と何百年も魂の世界に留まっている“22番”と呼ばれる魂と知り合う。
彼のメンターとしてなんとか生前の地球に戻ろうとするヒューマン・ドラマ・コメディです。

◆良い点/注目ポイント
・大人のためのピクサー
ジョーと猫と22番がNYで織りなすドタバタ劇はホッコリしました。
・色々神対応な幼い魂を導くジュリー達と、魂をきっちり数える成仏エレベーターの会計士のやりとりも癒されます。

◆改善点
・無し。

◆総括
・主人公の音楽への情熱と渇望が『リメンバー・ミー』のようでした。
久しぶりにピクサー作品を観ましたが相変わらず安定の面白さです。

-2024年73本目-