前半シーンの感動の誘いを一切狙っていない、ただバンドで音を合わせた時の単純な描写にまず泣けてしまう
しかもその合わせるシーン、色々と必要なものが欠けている所が情けなくて笑えるんだけどバンドの勢いや青…
学校の不良たちが思い付きで始めたバンド活動による青春アニメ。シンプルながら独特のキャラクターとロトスコープによるいつもと少し違う独特のアニメーションに長いけど間延びとは違うような独特の演出がマッチし…
>>続きを読む この絵柄でいいのかと思ったら、違った。最初のオフビートなノリでいいのかと考えていたら、予想外だった。
おもしろい。
主役3人の、なんのテクニックもない音楽と、フォークソング・トリオの森田くんた…
"初期衝動"の爆発=ビックバン
『音楽』は桐島の続編なのではないか、と思った。虚無にとりつかれたヤンキーが音楽を奏でることで、古美術(前田)と交流することで自分の中の世界を広げていく。
3人の…
せーのでバンド始めようぜ
映画とリンクする気持ち
初めて楽器を鳴らすシーンでは同じように身体にノイズが走る。
ボヘミアン・ラプソディのライヴエイドのシーンを越えるラストのライブシーン。
間が最高だし…
最高。これぞ初期衝動。
学生時代にバンドやったことのある人ならかなり共感できると思う。
バンドじゃなくても、何か新しいことを友達と「せーの」で始めた時のあの感じ。
この映画独特のゆるさとミニシア…
70分に込めた7年半と4万枚の圧倒的熱量
ロックではなく「音楽」がテーマ。
ツッコミ不在の世界観
あざとさを削除する媚びない演出
0から1の衝動
ロトスコープによって全編にリアリティーが宿って…
音楽
芸術は爆発だ。
岡本太郎はそんなことを言ったらしい。
この映画は、音楽と映像でそれを体現して見せる。
音楽は衝動だ。
それ以上でも以下でもない。
内的に発せられる衝動…
©大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン