人生。
とても静かで力強くて虚しい映画。
「この世界が気になった。」
それぞれの価値観、理不尽さ、まさに人生そのものに何かを見出したい。けど、なかなかそれができない。このなんとも言えない感情が心にズシンときました。
環境によって人の感じ方というものは決まってしまう。
もし間違った考え方をしていたらそれに気づかせてくれる人が大事だということ。
まぁそれ以前に間違った考え方などなくて正解不正解がわからない世の中。
それでも人の出会いというものは大事でそれはもしかしたら人生観を変えてくれるかもしれない。
この映画の主人公のように。
顔を知っている知人は何人いるのか。
心がわかる知人は何人いるのか。
すごく心にきました。
主人公のユニの儚く切なくて理不尽なことに対して打ちひしがれていくのが自分にも重なって自然と涙が出ました。まだ多感な少女の描写がとてもリアルで、すごく切なかった。
この映画は本当によかった。
ぜひ一度でもいいからみてほしい。
人生観について考えさせてくれる作品です。
これからの出会いひとつひとつを大事にしていきたい。