有能だがなかなか就職できないジョンヨプ(イ・ドンフィ)は児童福祉館で働き、継母から虐待を受けている姉弟と交流を持つようになる。しかし、ソウルの法律事務所に就職し、彼らとの連絡を絶った後、弟の死の連絡を受ける。後悔の念に駆られたジョンヨプは真実を明かすことを決める。
子供たちをあんなふうに見せられたら、怒りまくって感情移入するに決まってる!観ている側はただただ、怒りを解放する結末を待つだけだ。
ズルいなーと思いながらも、しっかり泣かされてしまった。
継母、父親、近所の人々、警察、主人公と、全員がステレオタイプ過ぎてリアリティなく、お決まりの展開には面白みがなかった。
酷い大人たちにもそれぞれに背景や別の側面があるはずなんだけど、そこはすべて省略して勧善懲悪に徹したつくりは感動への最短距離を目指したんだろうな。
実際の出来事をベースにしているようなので、世に訴えるという意味では十分成功しているように感じた。