ある日父親が「新しいお母さんだ」と女性を連れてきた。その継母は鬼母だった。箸の使い方が下手で食べ物をこぼす7歳のミンジョンを姉のダビンに躾を命じるがミンジョンはいつまでも箸を使えない。鬼母への化身はここから。
ミンジョンの虐待死の犯人はダビンではないというしっかりした証拠を出せるのか、その展開は正義感、悔恨、愛、いろんなものが絡み合っていた。
意外なものが裁判を動かす見事な伏線回収。
実話ベースだというから、実際にこういう虐待死があったわけで、当事者だった姉弟(兄弟?姉妹?兄妹?)の片割れは今どうしているんだろう。
映画化するには多少の脚色はあるだろうけど、とても見事な脚本だったと思う。
継母を演じたユソンさん、ここまで強烈な悪役を本当に見事に演っていたと思いました。
彼女のあの演技があってこその高評価だと思います。