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クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代のmoekoのレビュー・感想・評価

4.0
クリムト、シーレの没後100年に製作されたドキュメンタリー。ウィーン分離派を中心に、19世紀末にウィーンで栄えた芸術を考察する内容です。
この作品の評価が高いのは、まず、私がウィーン分離派が大好きだから。特にクリムトとシーレはお気に入りの作家で、どちらの展覧会も行きました。私にとってたまらん作品です。映画の内容はと言えば、その時代のウィーンの様子や芸術家の生涯から、芸術家の作品を紐解き深掘りするというもの。上手くまとめられていて勉強になりました。そして、彼らの作品が生死、孤独、性というものを表現していると改めて知って、だから私はクリムトやシーレが好きなんだと実感しました。特に、シーレの女性の描き方をフェミニズムの変革と捉える考察、面白かったです。
ウィーンに行って芸術に溺れたい!カフェでコーヒーとドルチェを楽しみながらお喋りしたい!夜は踊り明かしたい!元からウィーンには1度行ってみたいと思っていたけど、その気持ちが更に高まりました。
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