一見すると天国をイメージするような綺麗なところなのに、フタ開けてみたら地獄だったみたいな映画。
明るいがゆえに血の赤も鮮やかで、何だか何もかもを鮮明に感じた。
だからなのか、めっちゃ気持ち悪かった。
どこか現実感が薄くて、もしあの世があってそれがこんなんだったら、絶対嫌だなっていうような。
夢に出てきたのでアウトだわ。もう観たくはないかも…しれん。
ホラーとかグロはけっこう観てて、耐性もあるっちゃあるんだけど、この映画はなんかそれらとは別種のものを感じた。なんか、乗り物に酔ったような気分の悪さ。
この映画を一言で表すなら“狂気"だろう。
たとえるなら、服を上下前後逆さまに着て、足に手袋、手にブーツ履いてるような歪さで、それで“普通"にしてる感じなので、余計気色の悪さを感じるというような。
好きな人は好きかもしれない。
