ヒロシ(以下ヒ)：『ベイビーわるきゅーれ』の阪元裕吾監督作品。監督が『ベイビー～』の脚本執筆の取材時に偶然知り合った「関西殺し屋協会」に所属する凄腕の殺し屋国岡に密着取材するというフェイクドキュメンタリーです。
課長(以下課)：『ベイビー～』でも描かれた「殺し屋の日常」をドキュメンタリーという、「よりリアルなタッチ」で描いているが、やってることはどう考えても「すぐ逮捕されるだろう」というハチャメチャぶりなのが、虚構と現実が入り乱れる感じでグッドだな。
ヒ：『ベイビー～』でもまあまあ強敵感を出してた伊能昌幸さん主演で、なんかすごい大変そうなのに淡々と実務をこなしている感がとてもいい塩梅です(笑)
課：登場人物はいたってシリアスなのに、何とも言えずスベってる感じなのが、コメディとしては秀逸な演出だと思うぞ。個人的には殺丸(ころまる)がツボだ。
ヒ：殺し屋が結構出てくるんですが、ほぼ「ダメ人間」なのが何とも言えずいいですよね(笑)ドキュメンタリータッチで撮っているので映像も荒々しい感じですが、その分リアルに殺し屋のおかしな日常を味わえる作品となっております！
課：NHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』の殺し屋版といった感じだな。オススメだぞ！
ストーリー 4
キャラクター5
世界観 4
演出・映像 3
音楽 3
パーキングに駐輪！笑 度99
