およん

SKIN 短編のおよんのネタバレレビュー・内容・結末

SKIN 短編(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

コンパクトにまとまっていて、20分という時間に対する満足度はとても高いと思う。


が、最後撃たれず、自分が黒人として自分が行ったような行為(差別)を受けながら生きていかざるを得ない、方がよほど復讐になるし、怖さ的にもよかったなぁ。

息子が射殺したのを、黒人と見間違えたから、と読み解くのは個人的には違う気がする。
息子がそこまで親の影響を受けたと考えられる描写はないからだ。
少なくともスーパーの時点では肌の色が違うことについて気にしている様子はない。
(蛇の話は揶揄しているが、息子の考えに影響を及ぼしていることを示唆しているとは考えづらい)

となると、最後銃を打ったのは、単純に知らない大人が押し入って、母親が殺されそうになったから。
となると、全身に墨を入れた理由がちょっと薄まっちゃうんだよなぁと思ったりしてしまい、勝手に不燃焼。
およん

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