女の子が姉の部屋に隠れている。
男の子がそれを見つける。
ユダヤ人の姉に似たその女の子に男の子は惹かれていく。
お母さんが反ナチスとして首吊りの見せしめになっているのを見つける。
ナチスの戦争が終わる。
男の子は女の子と家の前でダンスを踊る。
これは戦争と恋と優しさの話だった。うさぎの首を折らずに逃がそうとする、女の子が喜ぶような手紙を作り読む、戦争に貢献するかっこいい男の人になりたい、女の子がお風呂に入っているときにお腹に蝶が飛んでいる、靴の靴紐を結ぶ、好きな人の好きな人を嫌いになる、はじめて恋を知る、、、
優しい優しい話。リケルの詩を読みたくなる。
