aka黄屑

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへのaka黄屑のレビュー・感想・評価

4.0
メタスコア88(!)『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』(18年)観了。予算が増えた『凱里ブルース』の焼き直し(舞台が監督の故郷・凱里で架空の町・ダンマイへ移動するのも同ぢ)で、この流れはロバート・ロドリゲスの『エル・マリアッチ』(93年)→『デスペラード』(93年)と同ぢ(懐)
89年生れの大注目ビー・ガン監督にはロバート・ロドリゲスみたいな変遷は辿ってほしくない…
役者もプロが増えてて安定感増えてるけど前作の主演で監督の叔父チェン・ヨンゾンもまあまあの役で出ててやっぱり歌ってるw
画面がカラフルになった分、更にウォン・カーウァイに寄ってきた感も。
タルコフスキー系と思われな長回しも更に増量!wしててパンで締めちゃったりする(コレゎヒチコック~デ・パーマ系!)から、やっぱり今野雄二師に観せたかった(涙)
前作同様監督自作の詩で台詞が構成されててモヤるけどwこんなに映像で魅せる記号的な監督は久々!
上記長回し部は劇場では3Dに切り替わるトリッキーな演出とゆーのも面白いけど、眠くなるだろうナ…w
日本では中国での1日の興収額がPRされてるけど中国歴代興収で上位ではない(50位に入ってない)。
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