『怪物』(23年)観了。坂元裕二脚本、カンヌ国際映画祭で脚本賞＋1を受賞。地上波ドラマより映画脚本の方が評価を得てしまった皮肉な結果…
今作では珠玉の台詞連発とゆー感ぢではなく、多視点構成で坂元ドラマ馴染みの俳優が多数出演。ﾎﾞｸは安藤サクラより永山瑛太の演技を支持し〼。
近年減ってきてるラストの解釈が観る側に委ねられてるのはｲｲ!!
カンヌ国際映画祭でクィア・パルム賞を受賞したのを知ってから観ると若干のネタバレ。
故・坂本龍一の音楽も遺作とも受け止められる想いが感ぢられて秀逸(涙)
邦画としては行き届いているように感ぢられた撮影は『そこのみにて光輝く』『万引き家族』『ある男』等を担当してた近藤龍人で流石。
『ベイビー・ブローカー』では脚本が物足りだった是枝監督も坂元脚本作で復調。とは云え未観の『クレイジークルーズ』の評判が散々なんで、映画だから存分に活躍できるとも限らない…
上記坂元作品馴染みの俳優陣についてﾃﾞｽが、田中裕子(『Mother』『Woman』『anone』『初恋の悪魔』)、永山瑛太(『それでも、生きてゆく』『最高の離婚』!『anone』)、安藤サクラ(『それでも、生きてゆく』)、高畑充希(『問題のあるレストラン』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、)角田晃広(『大豆田とわ子と三人の元夫』)、森岡龍(『いつ恋』『カルテット』)etc…
