2023年38本目の劇場鑑賞。
令和229本目の劇場鑑賞。
およそ100年前の米国オクラホマ州を舞台に、
先住民族を巡る陰惨な連続殺人事件の謎と、
その背後に浮かび上がる巨大な陰謀の行方を圧倒的なスケールで描き出す。
マーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオの6作品目のタッグとなる本作は、
デイヴィッド・グランによる犯罪ノンフィクション“花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生”を映画化したものである。
“花殺し月の殺人”の意味はオクラホマ州オセージ郡で、
5月になると背の高い草が生えて、
元々生えていた小さな花から光と水を奪って、
小さな花の命を奪い取るということが由来らしいです。
小さい花がオーセージ族で背の高い草が白人という、
本作を現したタイトルになっている。
原作は未読。
サスペンス映画なので、
ディカプリオが謎解きや犯人捜しをする展開だと思いきや、
犯人たちの視点で描かれている。、
原作とは真逆の内容だったのは観終えてから知ったので驚かされました。
ロバート・デ・ニーロとレオナルド・ディカプリオは悪人です。
殺人事件の首謀者はロバート・デ・ニーロ演じるウィリアム・ヘイルで、
アーネスト・バークハート演じるレオナルド・ディカプリオは、
しゃくれたアゴの変顔でヘイルにこき使われる下っ端を演じている。
ずっと変顔の悪人面のディカプリオも見所の一つです。
100年前のオクラホマ州のことなんで全く知らないが、
オーセージ族と白人の関係が真逆なのが驚きでした。
ちょい役で、
ジョン・リスゴーやブレンダン・フレイザーも見れる。
上映時間が206分と長いけど、
最近観た中では眠気も頻尿も感じず最後まで観ることができました。
作品とは関係ないが、
パンフレットが無かったのが残念である。