カンボジア系アメリカ人のホープは、祖国カンボジアを訪れて家族の歴史と向き合うことになる。彼女とその母を中心に据えて、クメール・ルージュが支配する前の牧歌的な時代、その後にやってきた暗黑時代、そして21世紀の3つのパートが語られていく。異なる時代を1曲の歌がつないでいた。
カンボジア、1975年4月。武装組織クメール・ルージュによるプノンペン制圧のニュースを境に、多くの住民が強制労働のため農村に送られる。一家で農村へ移動する道中、息子ソヴァンと離れ離れになっ…
>>続きを読むカンボジアの首都プノンペン。女子大生のソポンが廃墟のような映画館で見た古い恋愛映画。何とその主演女優は母だった!美しく輝いていた母の知られざる女優時代…。40年間も母を慕い続けている映画館…
>>続きを読む1949 年、ナチスの収容所から生還したハリーは、アメリカに渡りボクサーとして活躍する一方で、生き別れになった恋人レアを探していた。レアに自分の生存を知らせようと、記者の取材を受けたハリー…
>>続きを読む日本で唯一の地上戦が行われた沖縄。その凄惨な戦闘をほとんどの日本人が知ることなく、77年の年月が経とうとしている。本土への疎開のため多くの子供達が乗った対馬丸がアメリカの潜水艦によって撃沈…
>>続きを読む「ロビンソンの庭」「てなもんやコネクション」の山本政志監督が都市に生きる常識の枠からはみ出した人間たちの生態を生々しく描き出した異色ドラマ。都市のある一日のありさまを、2つの独立した物語と…
>>続きを読む1933年、ヒトラーに取材した経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズには、大いなる疑問があった。世界恐慌の嵐が吹き荒れるなか、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか…
>>続きを読む© innovision Pictures