第19回東京フィルメックス2018にて。
約26年ぶりの有楽町朝日ホール。
「クレアのカメラ」のレビューの際にホン・サンスの映画はもう二度と観ないと記載したにもかかわらず、休日と上映時間の関係で再びキム・ミニ&ホンサンスの映画を観る事になってしまいました。
クラシック音楽が流れるカフェ☕️という限られた設定の中 言い争う男女をはじめ 様々な人間関係が交差する。
ミニマリスト的な才能が遺憾無く発揮されている小品。(66分)
これが意外といい作品でした。
相変わらず尺は短いがホンサンス版「コーヒー&シガレッツ」な感じ。
様々な男女達のすれ違いな会話を巧みに見せてくれます。
女は情に熱く男は冷たいと言いたいのか女達はホットコーヒーを男達はアイスコーヒーを飲んでいる。
そして会話途中の路上での喫煙タイム。
時間潰しの階段登り降り等、今回は小技全開で楽しませてくれる。
出来れば「クレアのカメラ」の前に観たかった。
なかなかの良作でした。
2018年 11月20日 10:10〜
有楽町朝日ホール
💺772席
客入り 7割くらい埋まってた。
真向かいは 今は亡き 日劇 です。
