天竜区奥領家大沢　別所製茶工場のkentaromoriのレビュー・感想・評価

自然が人間に奉仕して、人間も自然に奉仕する。　
この風景には柴犬でなくてはならない。　

「この山中の村々の大半は中世末に落人によってひらかれたのである。しかもこれらの家に共通していた願いは、主を持たず、主に強いられず、年貢をおさめず、夫役をつとめず、自由にくらしたいということで、そのためにはどのような不便をもいとわなかったのである。」(宮本常一『山に生きる人びと』「天竜山中の落人村」)