アトリ

TAU/タウのアトリのレビュー・感想・評価

TAU/タウ(2018年製作の映画)
3.2
完璧なAIを創り上げるため、被験者として開発者に拉致されたジュリア

人権のない扱いを受けていたが、荒んだ夜の生活で培った処世術を駆使して、衣食住のグレードをどんどん上げていく


自分以外の被験者の末路を知り、AIを懐柔しようと試みる



「エクス・マキナ」の逆版みたいな...
でも設定が雑すぎてw


---以下ネタバレ---





開発者がAIのためにしたいことが謎
てか開発者が人間嫌いすぎるのでは?
拉致も修理も管理も全部1人でするの無理がある...
監禁部屋に監視が0なのもどうなの...

AIなんて痛覚ないのに
「痛み」で服従させようとするあたり
開発者が1番AIを人間扱いしてた気もする
開発者自身もモラハラや暴力を受けて育ったのかも?

ジュリアが「人間はみんなのために自分を創造する」ってAIに教えるところが寒気
何も知らない相手に自分の都合の良い情報を与えて思考を操作するの恐すぎる
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