まぬままおま

コンクリート作業のまぬままおまのレビュー・感想・評価

コンクリート作業(1954年製作の映画)
-
ジャン=リュック・ゴダール監督作品。
ゴダール初監督のドキュメンタリー作品。
このサイトより(https://www.cinematheque.fr/henri/film/48847-operation-beton-jean-luc-godard-1954/)。

ドキュメンタリーの対象は、スイスのダムの工事現場であるが、それは当時彼自身が働いていた場所とのこと。
そしてあくまで対象は現場であって、労働者ではない。それは労働者の肉体美ではなく、コンクリートを製造する機械群の運動を捉える眼差しから窺える。
劇伴はクラシックで、ナレーションによって出来事が語られる。また労働者へのインタビューやコミュニケーションが記録されているわけではない(それは評価ではなく事実として)。
どのような語りがされているのかフランス語に造詣が深いわけではないので分からないが、音声イメージが分かるようになってから再鑑賞したい。