✴️上林の.上林による.上林のための作品
鈴木亮平演ずる
サイコパスな最凶ヤクザ役
"上林"激推しの作品でしたね…
一作目の大神(役所広司)亡き後を
引き継いだ日岡(松坂桃李)だと
ハグレ刑事役としては
どうしても線が細いかなぁ…
それを補完するキャラとして
サイコパス最凶ヤクザ"上林"を
作品の暴走エンジンとして
投入した「なるほど感」
キャラインパクトが
思いの外?あり過ぎて
作品自体が上林のキャラに
依存しすぎ?感はありましたけど…😅
✴️スパイを使うものはスパイに溺れる⁉️
基本的には
"突っ走る最凶ヤクザ.上林&
追いかけるハグレ刑事.日岡" の
全体構成だが日岡を罠にかける
暗躍シナリオが見事に走っていて
脚本が良かったスネ🤓
✴️社会的弱者の狂気&悲劇😭
上林は
広島の原爆スラム貧困街で育ち
不和が原因で両親を殺害する
両眼をくり抜く猟奇性は
少年期トラウマから狂気発動
チンタ(村上虹郎)は
在日韓国系。日本を脱して
韓国へ移住を望むが…
警察正義とヤクザルールの
板挟みに押し潰さる悲劇
ストーリーの端々に
社会的弱者の悲哀スパイスを
折り込むココロにくさが
中々です
✴️最後のキラめき⁉️
時代背景は暴力団対策法導入直前の
平成3年あたり。
ヤクザもただの暴力シノギでなくて
ビジネスで利益を確保するのに
必死になってる様相も描かれてる。
ヤクザのメチャクチャな振る舞いが
まだ許された?最後の一時ですかねー