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アウト&アウトのspoonのレビュー・感想・評価

アウト&アウト(2018年製作の映画)
3.3
意外と最後まで楽しめました。
最初は展開の意味が分からなかったけど、段々明らかになっていきます。
ハードボイルド感満載で、遠藤憲一(矢能)の迫力ある演技と、千葉雄大や池松壮亮(池上和馬)に若干似ている所がある岩井拳士郎もよかったです。

何より良かったのは、白鳥玉城。5歳くらいかな?白鳥玉城(黒木栞)の、気丈に振る舞い、無垢であどけなさが残りながらも、矢能への想いが随所に溢れていて、本当に可愛い。
最後、ソファーで矢野が栞に本当の家族にならないかと話すシーンは間合いもセリフも最高で、じーんとしました。
血が繋がっていなくても、それ以上の絆。
少しLEONに似た色も感じました。
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