邦題の軽さから、もっと軽いコメディだと思ってたら意外と奥深かった。
パリのスノッブ男女の会話が見事に男女交代になってるんだけど、うーん。パリの男子ってここまでマチズムに毒された人って少ないからちょっと(お年寄りならいる)大げさだなぁと最初思ってたけど、(知らなかったけど彼すごくハンサムですね!)笑えない。
ただ、このようなパラレルワールド設定はジェンダーギャップ1位のアイスランドでは笑い事ではないらしく、男性が受けるDVが一番多いらしいから、この企画?というかこの映画の設定はちょっとおバカかもしれない。現実だから。日本舞台の方がみんながポカーンとしそう。
とりあえず、この仏頂面の女優さんより、ハンサムな軽めの彼の成長ぶりが好感持てる。
最後の終わり方がいいんだけど、うーん、最後彼女はまた秘書になるのかな?ちょっと設定の甘さが気になるけど。
ただこの映画の面白いところはフランス語というのは女言葉がないから字幕の日本語の女言葉はちょっと変だった。