過去舞台鑑賞記録。
藤原竜也という俳優は、暑苦しいとか、演劇クサイとか何かと揶揄されがちだが、本映像を観ていただければ、彼が若くして、如何に演技の神に祝福された天才であったか、その天才を鬼才ニナガ…
おどろおどろしい寺山修司ワールドを万華鏡に詰め込んで、穴を覗いて回転させると、夢幻的な蜷川幸雄の世界が見えてきました。そんな作品だった。
一度観てみたかった、藤原竜也が出演する蜷川幸雄演出の舞台。…
02.08作品を見たが、02作品の方が好き。
「なでしこは年齢的にまさしく『母』ではあるが、18のしんとくが惹かれるのか。」みたいなの読んで、『母』という存在に執着したしんとくにとっては『母』が女…
寺山修司原作、蜷川幸雄演出「しんとくまる」は白石加代子と藤原竜也が魂を削り合い、「胎内回帰」を目指す物語。創造の源泉は混沌。生き難い時代に自然発生し語り継がれてきた説経節を舞台演劇の力で甦えさせ、や…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
高校生のころ、新宿バルト9の企画蜷川幸雄シアターで観たのは「身毒丸 復活」でした。
覚えているのは言葉に表せない興奮と、血が沸騰するような感覚。
人生で初めて、観賞後に椅子から立ち上がれなくなりま…
先月、白石加代子の「百物語」を見に行きまして、映画だけでなく舞台の白石加代子にも非常に興味を持ちました。それで拝見したのが本作なのですが、期待通りの怪演っぷりで、終始目が離せませんでした。
天井桟…