泥酔かよ

ザ・プレイス 運命の交差点の泥酔かよのレビュー・感想・評価

4.2
ワンシチュエーションの会話劇

「おとなの事情」の監督か!!この方はこういう群像劇がお上手ですな!

「the place」というカフェの奥の席にいつもいる男。その彼に入れ代わり立ち代わり願いを叶えたい人達が訪れる

男は願いを聞いてくれる代わりに1つ課題を与えるんだけどそれがかなり過酷なもので、

例えば、"少女を殺せ"や"強盗をしろ"など。
でも強制ではない。
遂行して願いを叶えるか、やらずに叶えないか。

最初に言った通り、終始カフェの中だけのワンシチュエーションだから次々と来る依頼人との会話だけで物語が進んでいくんだけど、
その会話だけでどんなことが起こったかがしっかりわかるんだよなー
俳優さん達の凄さなのか監督の凄さなのか、いや きっと両方だなー

最初はバラバラに見えた依頼人達が徐々に複雑に絡み合っていくのも面白かった

そしてこの「男」は何者なのか...

自分なりの解釈はあるけど、ネタバレレビューにしてないからここでは書かないー!

運命...って言うほど大袈裟なものではないか、なんか人生の相関図ができていく過程ってこういう感じなんだなぁって。

変に盛りだくさんで派手な映画を観るよりも、観終わったあとの満足感があった!
それぐらいたくさんのストーリーがこの映画の中に詰まってた!
泥酔かよ

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