富豪の殺害容疑で逮捕されたドロレス(キャシー・ベイツ)
その娘の新聞記者セリーナ(ジェニファー・ジェイソン・リー)
冒頭で事件のシーンが描かれるけど全部は見えない
これがうまくて、たしかにこれだと誰が見てもドロレスが殺したように見える
物語が進むにつれ現在の事件と20年前におきた事件を、時制を変えながら交互に描く
ドロレスは冴えないおばさんなんだけど、時折かっこよく強く見えることがある
そのへんはキャシー・ベイツの才能だし監督の演出力
基本的に高評価作品なんだけど不満点をあげれば…
登場人物の会話から20年前の事件の真相がわかる
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そのあと映像で20年前の事件の真相を見せる
ってのはうまくないかなあと
見てる側としては「それ知ってたよ」ってなっちゃう
「その人の人生は手に表れる」