歩く肉

いつも明日はある/明日は必ず来るの歩く肉のレビュー・感想・評価

4.1
全然ストーリーも作品の雰囲気も異なるが、『七年目の浮気』を思い出した。マリリン・モンローも本作のバーバラ・スタンウィックも主人公たちにとっては、地続きな日常と切り離されている存在であるが故に恋い焦がれて、彼女たちを手に入れることによって、失われた若さを取り戻したいと渇望している。それを全て見通して、自分の幸せを犠牲にして、主人公に家庭に帰るよう促すバーバラ・スタンウィックがいじらしい…
とてもコンパクトで繊細な映画でした。
歩く肉

歩く肉