リアリティ番組を考えるときいつもJames BluntのSuerstarという歌のワンフレーズ’i don’t want to be a superstar, cause reality tv killed them all in America’が脳内でガンガン鳴り響く。これはアメリカではなくイタリアだけど、やはり、スーパースターを夢見て、リアリティ番組に「殺」された男の話とは言えるのではないのだろうか。今となっては、リアリティ番組に限らず、プラットフォームの選択肢がもっと多くなったわけだから、正気のタガが外れるのはもっと容易かもしれない。
この頃からもうすでに、監督のダークファンタジーへの傾きの兆しが見えはじめているけど、カラグレ処理が強すぎる映像は、世界観とさほどマッチングしているとは思えず…というか日本版のパケ写のミスリード感が強い気がするが…