上海十月

歌行燈の上海十月のレビュー・感想・評価

歌行燈(1943年製作の映画)
2.0
花柳章太郎で芸道物だと溝口健二の「残菊物語」を思い出す。話がすんなり飲み込めない。そんな唄いだけで自殺するか?そして、気に入らない奴だから死んでよくて新聞記者も来るのは、時代か?自殺した娘とその兄が偶然会うか?芸者なのに何もできないって、でも舞はできてそれは勘当された花柳章太郎が教えて親父達に会うそして舞まくり唄いまくって終了。なんか小津だったり溝口に見えたりするのが戦前の成瀬巳喜男のような気がする。戦後の成瀬巳喜男の片鱗が個人的には見えない。脚本が不自然だ。
上海十月

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