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ナポリ、輝きの陰でのmosfilmのレビュー・感想・評価

ナポリ、輝きの陰で(2017年製作の映画)
1.5
皆さん触れられていますが
作品の大半がエキストリームアップでぼやけまくり、手持ちカメラでブルブル。幸いスクリーン9で見たからよかったけどEXの前の方で見てたら絶対酔うわ。
新人監督にありがちな、極端な撮影方法にこだわり作家性を出したつもりになる。観客不在の自己満足の典型みたいな作品。
そもそも、ダメ父ちゃんが一発当てようと家族を巻き込み崩壊していくって、何年か前の東京国際映画祭で上映された「リアリティー」マッティオ・ガローネ監督 と同じテーマ。 因みに「リアリティー」は2002年のカンヌグランプリ受賞してます。 イタリアのDQN父ちゃんは皆さんこういう方向に走るんでしょうか?
商売が露天商なもんで、黄色いクマさんとかモノアイとか某巨大企業のバッタモンぬいぐるみが随所に映りますが米国上映大丈夫なのか?
実際の父娘とのことらしいけど、娘さんがもう少し美少女だったら・・・
イロイロと残念な作品でした。
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