もめん豆腐

ジョン・ウィック:パラベラムのもめん豆腐のネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

お伝えしなければならないのは、

ジョン・ウィックを助けるとひどい目に遭う

なんてことだ。情けは人の為ならずじゃないのか。良いことした〜気持ちいい〜、と思ってたら刺されるという、まさに疫病神ジョン・ウィック。しかも本人は朝令暮改ヤロウだし。自分が助かればいいから、あちこちで嘘をついてる様子。こんなんに構ってseven cutsなんてされた日にゃ目もあてられないわ。
この一作はあまりにも盛りだくさんで頭がパンクしそうだった。展開が多くてポンコツにとって20分前に起こったことを忘れそうになってキツイ。コインだの誓印の掟だのクロスのネックレスだのと、だんだんギャグに思えてきたのはきっとあてくしだけかと思うが、笑っちゃうのよ。それに子供が遠足に向かう道すがらも殺し合う世界線、どんなよ。殺し方も多種多様で、口の中に分厚い本をぶっ込んで拳で叩き込んだのを見て、まず、あの本が口に入るのスゲーなと自分の口で試してみたさ。
あと、今回は何より動物たちの活躍がユニーク。犬+馬🐎。馬は真後ろで動かれるのが大嫌いなの。大きな音もキンキン声も嫌い。そんな特徴をフル活用しているあたり、この脚本家は馬も好きらしい。おまけに犬たちの活躍にも目を見張った。さすがのシェパード🐕機敏な上にご主人に対しての忠誠心と賢さに、働くたびにきゃっきゃした。それにしても、まあ、この奇妙な世界の人達は、やたら人様の犬を欲しがる。そして叶わないと知るや殺す。

その犬いいね♪ちょうだい
→いいよ♪ って言う奴いるかよ、バカなの?

「お前を殺すのは俺しかいない」と名乗りをあげたゼロとその弟子たちは、確実に殺せたのに殺さなかった為にゼロは自らが殺されてしまう。そんなんアリ?あてくしなら迷いなく殺るわ。殺しとは関係なく笑えたのが、コンチネンタルのソファでジョン・ウィックのすぐ隣にピッタリ座ったの。あー!こういう人、電車にもいるー、距離感バグりすぎの人。この人のキャラがおもしろくて調べたら、本来は真田広之さんが演じる予定だったらしい。彼がケガをして出られず、この方が出ることになったそう。この方も良いのだけどカタコトより母語の発音で日本語は聞きたい日本人としては、ニンジャリバンバンの寿司職人を真田さんが演じるのを観たかったものだ。そんでもって「俺はネコ派だ」って、聞いてないよ😼
話と全然関係ないけど、裁定人の女性がEurythmicsのアニー・レノックスを彷彿とさせる。こんなにベリーショートが似合うのは美人の証。
で、評価が低いのは人が死にすぎて疲れちゃったから。しんどかったわ😮‍💨
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