しろくま

アンロック/陰謀のコードのしろくまのレビュー・感想・評価

アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)
3.7
2022.06.14/122/GYAO
パリの爆破テロを阻止できず多くの犠牲者を出し、第一線から退いたCIAの尋問官アリス(ノオミ・ラパス)。新たなテロ計画を察知し、ある容疑者の尋問を引き受けるが…。

計画の情報を聞き出すが、味方がテロリストと繋がっているみたいで、これって仕組まれた罠?容疑者が殺され、犯人として追われる身となるアリス。誰を信じていいのか分からない展開。予測不能なストーリーとド派手な銃撃戦。ノオミ・ラパスの吹き替えなしの格闘シーンはめちゃめちゃ痛そうで、緊迫感あふれるアクションシーンに釘づけに。

尋問官のお話って、天海祐希の〝緊急取調室〟のような犯人を自白に追い込む頭脳戦を予想していたら、見事な力技にびっくり。事件は取調室で解決しないのね。それと、黒幕の動機もイマイチで、説得力ないし、最後は、尋問官のお仕事を逸脱し、それって犯罪者でしょって終わり方で、びっくり。でも、サクッと楽しめる作品に仕上がっているので◎。
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