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ボイス・オブ・ムーンのRIOのレビュー・感想・評価

ボイス・オブ・ムーン(1990年製作の映画)
3.8
燃え上がる火の粉✨音楽の音色の行き先は何処へ行くんだろ

ちっともノレる音楽でもないのに全ての背景で誰かが踊っていたり喜怒哀楽が爆発している
まるで息つく暇がないんですけど哀愁

カメラワークとかは素晴らしいと思ってもその設定はないであろうと笑ってしまう

マイキーの「The Way You Make Me Feel」が流れるシーンで興奮するサルヴィーニの発した言葉や1日が一生のように彼が感じている事などから
ブラフマン+アートマンとか真我なんて言うのかな そういうものを感じた
全体と個人との関係性を描かれている
フェリーニの価値観にくるくる巻きにされた

いつも見上げている白く光る月が降りてきた
その神秘を目の前にして人は何を思い願う
フェリーニはお月様に穴を開けたかったのだろうか
ボイスオブムーン🌝素敵なタイトル
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