ホラー映画ではない笑
ストーリーの進行上、主人公が殺されなければいけないので、ホラーっぽくなるのだが、本質はラブコメディだと思う。
主人公のツリー、カーター、寮のメンツ、言い寄ってくる男ども、不倫相手、謎の殺人鬼、それなりに登場人物は多いのだけど、少ない出番の中でみんなキャラが立っている。
秀逸なのが、ループの見せ方。
ループから目覚める度に、主人公の心情やテンション、体力があからさまに変わるので見ていて飽きない。
朝の大学構内を歩くシーンも面白すぎる。起きてる事象は当然全部同じなのに、ツリーのテンションによって全然変わってくるのが上手すぎる。
二転三転あるストーリー、見事なまでの伏線回収、主人公の成長、これだけやっていて、100分程度に収めているのもポイント高い。
無駄なシーンを削れている証拠。ストレスなく観れる。