新年早々なので楽しい映画をっと思って観たら痛快だった。
90年代のメグ・ライアン(劇中ではジュリア・ロバーツだが)が席巻していたラブコメは、当時観ていないといけないもののようだったし、ああいう生き方に憧れ、ああいった幸せを夢見たいい時代だった。
あれから幸せにならなきゃいけないかのような強迫観念に疲弊して、ようやく誰もが人に憧れる誰かにならなくていい時代になった。不完全で醜いと思われる自分だっていいんだって肯定できる時代にようやくなったんだ。そんな痛快なメッセージをラブコメのフォーマットを逆手にとった上手い展開に初笑い。私は私を愛しているって90年代にいって欲しかったな。
