このレビューはネタバレを含みます
タイトルにある「不確かな罪」という言葉がとても大きな意味を持っていた。
悪意によって危険にさらされている人間を助けられなかった者は、果たして罪に荷担したことになるのだろうか。
返礼品を扱う工場でアル…
【じぇれのレビュー】
2017/12/10
よかれと思って行ったことが結果的に他者を傷つけることはよくあります。そして、善意が強い人ほど、大きな罪悪感を抱え込みがちです。本作は、そんな罪悪感と向…
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【2回目鑑賞後の感想】
私は今まで、事件・事故には同情あるいは共感出来る部分もある「加害者」は居ても、善意からの行為で法では裁かれない「不確かな罪」という存在について考えたことが無かった。故に本作で…
世界を変えられなくても
私が見ている世界の景色は変えられる。
多様性じゃなくて
物事を色んな角度から見せてくれる。
善意から起こる悲劇とその先。
罪悪感って昔のことでも
本当に引きずるくらいの…
誰かを完全に理解するって、絶対できなくて。それが現実だし、こういう人かなって思えば、大概は違ったりするものだし。だから、映画の登場人物を完全に理解できるような作品って不誠実なのかもしれない。また、現…
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舞台挨拶から、見落としていたシーンに気づいたり、細かい演出がおおい。
安中市の工場が風景を支配しており、罪悪感や虐待やら何かに支配されている人々が描かれていく。
ロケ地を撮ることの難しさを監督が…
端々の演出、悪くないしクライマックスであろう処は大いにグッときた。
が、ドラマそもそものキッカケが浅過ぎるまま進行するので微妙なモヤが残る、良くない意味で。
つうか、ラス前の社員おじさんは出すべ…
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