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ローラーボールのmikanmcsのレビュー・感想・評価

ローラーボール(1975年製作の映画)
3.5
お、「ローラーボール」がアマプラに!先日亡くなったノーマン・ジュイソン監督作。配信では全く見かけず、中学生の時に抽選で当たった試写会で観た以来です。恥ずかしながら「ローラーゲーム」のほうはテレビでリアルタイムで観てた世代です。(東京ボンバーズ!佐々木ヨーコ!)

で、何十年ぶりかの懐かし再鑑賞の感想は、、、「こんなにタルい映画だったっけ?」。この時代の映画のあるあるなんですが、いいところは導入部、中盤、クライマックスだけで、あとはクソつまんないパターン。試合の場面はよしとして、途中の物語部分がひたすらだるい。特に中盤のパーティの場面、つまんなくて、長えよ!企業の取締役会が主人公に引退を迫る理由もはっきりとは描かれないし、主人公もスーパースターの割に元カノが忘れられずにウジウジしたりして、スカッとしたヒーローからは程遠い。

長年、本作は自分の中ではドえらい迫力の痛快過激バイオレンス・スポーツ映画のイメージだったんですが、記憶って当てになりませんねえ。

あ、でも本作のポスターのヴィジュアルはめちゃかっこいいし、映画のオープニングは最高。ユニフォームに書かれたコンピューターっぽい番号やROLLERBALLのロゴののレタリングもレトロで懐かしいので+0.5点で。
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